定年後に住宅ローンが払えない!そうなる理由や対処法を解説
住宅ローンの借入額は通常、定年前に完済できるように設定されますが、再雇用を見据えた返済計画も考慮されます。
物価高やライフイベントの変化により、将来的な返済に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、住宅ローンの返済計画とその不安要素について解説します。
定年後に住宅ローンが払えない!その理由とは
住宅ローンの一般的な最長の借入期間は35年となっています。
しかし、金融機関によっては他の金融機関との差別化を図るために50年まで借りられるプランを提供しているところもあります。
ローンを借り入れた年齢によっては、返済終了時に65歳以上の年齢に達する方もいます。
しかし、仮に65歳で契約した場合は、完済時の年齢が80歳未満のため15年未満で返済しなければなりません。
借り入れ時には、「退職金で一括返済できるだろう」「60歳定年だが、再雇用してもらえるだろう」という考えもあります。
しかし、定年間際になって「転職によって退職金の受給が不透明になった」「定年後の再雇用が見込めない」「再雇用後の収入が少なく、生活が厳しい」といったトラブルも少なくありません。
結果的に、ローンの返済が行き詰まってしまう方も見受けられます。
定年後は要注意!住宅ローンが払えないとどうなる?
支払いが滞ると、債権者から督促の連絡が入ります。
その後、支払わないままでいると、督促状が届きます。
一定期間が過ぎても返済ができない状態であれば、ローン残金のすべてを一度で返済することになるでしょう。
定年後の場合、住宅ローンの残債が少なくても一括返済となると難しいことがあるでしょう。
保証料型のローンを利用して借り入れをおこなった場合は保証会社が弁済の代行をおこないますが、債務者は保証会社を相手に返済を続ける必要が生じます。
保証会社への返済ができない、そもそも保証料型の商品ではなかったという場合は、債権者が裁判所へ競売の申立をおこなうことになります。
住宅ローンは土地や家を担保に抵当権を設定しているので、売却してローン返済に充当するのです。
強制退去によって結果的に家を失うだけではなく、競売による売却額とローン残債の差額が負債として残ってしまいます。
これは、現役で仕事をしている場合でも同様の流れとなるため、注意が必要です。
定年後に住宅ローンが払えなくなったら?その対処法
ローンの残債以上の金額で売れる見込みがあれば、不動産会社に売却を依頼する方法がよいでしょう。
新しい住まいを探す必要が生じますが、定年後の資金計画が組みやすくなります。
売却額よりもローンの残債が大きい場合や将来的な収入面で不安があるなら、任意売却も一案です。
信用情報に傷がつくこともありません。
この他、銀行に相談の上、返済方法を見直す方法などもあります。
北谷町、沖縄市、うるま市、宜野湾市、那覇市、読谷村etc....
沖縄南部・中部・北部 どのエリアでもご相談ください。(相談は無料です!)
まとめ
住宅購入時のシミュレーションと定年後のマネープランが大きく乖離することがあります。
定年を迎えた後に住宅ローンが支払えなくなった場合は、早い段階で支払いを続けるための方法を模索することをおすすめします。
方法は多岐にわたるので、債務者にとってよい方法を模索しましょう。
▶弊社について
沖縄県中部に位置する北谷町にて、売買を中心として不動産仲介業を行なっております。新築木造住宅・中古住宅・外人住宅(不動産投資)・土地・軍用地売買など、不動産売買について幅広く取り扱いを行なっております。
北谷町や中部エリアに限らず、沖縄本島内どこでもご対応可能となりますので、些細な事でも構いませんのでお気軽にお問合せください♪
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
〒904-0113 沖縄県中頭郡北谷町字宮城3番160
TEL:098-987-8771
FAX:098-987-8881
Email:info@orion-okinawa.com